マンションに帰ると一輝がいた。



「一輝お母さんは?」



『今姉さんが迎えに来て帰ったよ。』



後でお母さんにお礼の電話しよう。



「一輝夕顔と美憂は?」



『二人とも寝ている。』



寝ているってまだ17時前だよ。



美憂はともかく、夕顔はこの時間に寝る事はあまりない。



「夕顔どうかした?」



一輝が私の隣に座った。



『それがさ、夕顔が帰って来てママがいないって泣くから、


華が今日から自動車学校行く話しをしたら、


何か拗ねて寝てしまったんだ。』



夕顔ごめんね。



夕顔が起きたら、自動車学校の話しするからね。



一輝に啓太の話しをしようか悩む。



一輝がいきなりキスをする。



一輝びっくりするでしょ!


『華いいかな?』



いいかな?って何。



『今がチャンスだろう。』


チャンスってまさかアレ?


まだ外明るいし、ここでするのってか、



私そんな気分じゃないから。



なんて思ってたら、一輝にいきなり押し倒された。



一輝待って!!