『雪ちゃんと大気君の結婚式も大切だけど、



まずは自分の事でしょ?』


はい、一輝のおっしゃる通りです。



色んな短大のパンフレットを見て、



一輝と二つに絞り夏休みに入ったら見学をする事にした。



私の中ではもう一つに決めていた。



家から一番近い女子大。



電車で通える近いとこがいいんだ。



家の事もあるし、保育園に美憂を迎えに行かないといけなくなるしね。



一輝はお母さんや恵子さんに頼めばいいと言うけど、


なるべく自分で頑張りたいんだよね。



「一輝ありがとう。」



一輝のほっぺにキスをすると、



『華ほっぺよりここがいい。』



一輝が唇にキスをせがむ。


もう一輝ったら仕方ないか。



私は一輝の唇にキスをした。



『華もう止められないからね。』



一輝何考えてるの!



今真剣な話してるんだよ。


「一輝あのね、だから、その。」



『華いいから静かに。大きな声出すと、子供たちが起きちゃうよ。』



もう知らない!