それからは教習所に行っても慎吾君には会わなかった。



啓太に彩夏との事聞くと、あの日彩夏のマンションに啓太が泊まったらしい。




彩夏からは、幸せ一杯のメールが届いた。



「啓太彩夏と仲良くね。結婚式には呼んでよね。」



『ああそのつもり、今すぐは無理だけど大学卒業したら結婚したいな。』




彩夏良かったね。



啓太の気持ちは真剣だから。



『それより華夕べは大変だったな。』



え、「啓太見ていたみたいに言わないで! 」



『だって沢田単純だからすぐ分かるんだよな。』



何故か体が熱くなる。



『華顔赤いよ。華おまえ分かり安すぎ。』



啓太がニヤツいてるのが悔しかった。



啓太のバカ、彩夏に言うからね!



啓太が一輝と同じ笑い方をした。