「俺さぁ、好きな奴出来たんだよね。」


好きな奴?早くね?


そう言えば、俺、この頃ずっと1人だな。


ちょっと1人は、飽きてきたな。


「っで、誰なんだよ?お前が、好きな奴。」



「教えて欲しいか??教えてやるよ。あ・の・こ!」



そう言って、廊下から指を指す。


その子は、怜ちゃんと言う子だった。


俺とさっき、けんか?したやつと、喋っている。



「なぁ、怜ちゃんの隣に、いる奴って、名前分かる?」


俺は、よくわからないけど、無意識に、聞いていた。