-…ショックだった。

私は、そんなツモりでカズキに抱かれているわけじゃなかったし。


確かに、゛やれば″出来るのは当然で、外に出そうが、我慢しようが、妊娠は否定できないんだった。




改めて、突き付けられた現実に、足元から何が近寄って来ているような、恐怖感を肌で感じていたんだ。



-…怖い







-…やっぱり、










   産みたい









そんな言葉の繰り返しだけを、頭の中を張り巡らしていた。





これで、産まなかったら私は多分、後悔するのかな?


それとも…?