偶然にも進んだ大学は東北にあった。
彼の実家から電車で一時間かからないところに住んでいた。

自分の好きな勉強をし始め新しい生活に慣れたころ、
ふと彼を思い出した。
たまたま彼に似た先輩がいたせいもあったと思う。
ふと川村さんに連絡してみようと思った。