しばらくしてから

「いーーよっ」

啓斗の声が聞こえた。


ゆっくり目を開けると光、輝くツリーがまた見えた。


――――――っ!!!


視線は私の指に。

さっきまでは無かったものがあったから。

ちょっと待った。

これ・・・本当に???

慌てて啓斗の顔をみると笑っていた。


「俺からのXmasプレゼント。」

「うっそ・・・。」







さっき私が見ていた指輪が、今

私の右手の薬指に・・あった。