待ち行く人は気のせいかな。
全員・・カップル?
どのカップルも幸せそうだけど・・。
私もそういう風に見られてるかな??
・・・なーんとなく思ってみた。
――そんなことはどうでもいっか!!
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「かわいーっ」
いろんなお店を見て回って今はアクセサリーショップに来ていた。
さっきから啓斗は私の好みのお店ばっかり回ってくれてる。
・・・なんだか嬉しい。
私が見てるのは指輪。
最近お気に入りの無くしちゃったんだよね・・。
「これ、気になるの?」
今まで何にも言ってこなかった啓斗が口を挟んだ。