血の付いたカッターを
水と石鹸を使って手揉み洗いをしてから
洗濯機へと入れた。








―――ガチャ―――


オーナーが浴室から出て来ると
バスタオルで体を拭き私を見て微笑む。


「クリーニング出せばいいのに」

「も、もったいないからっ////」


慌てて洗面所を出ていく私。
そんな、普通に話さないで。


何度体を重ねても
やっぱり裸を見るのは恥ずかしいよ。