私はと言うと…。
内心ドキドキして来た…。


だって…痛いんだもん。


三回目であろうが…。
痛いものは痛いよ。


二週間先な筈なのに…。
心の準備が…出来てないよ〜。





しばらくして冬真が戻って来ると
私をお姫様抱っこをして
部屋を後にする。


「冬也と…春菜は…?」


「心配するな。先に車へ乗せた」


「そっか……ハァ…痛い…」


「頑張ろうな」


「…うん」


車へ乗り込むと
冬真の運転で病院へと向かった。