ガチャッ―…



「えっ!?陽菜…?」



「ばっ…バカバカ―!まー君のバカ―!」



「えっはる…泣くなよ、えっ、」





ギュッてまー君に抱きついた。







「ごめんね、まー君…飽き飽きとか嘘だから。まー君に遊ばれてると思って…」



「………え!?遊ぶとかありえねぇし!」



「あれ以上まー君といたら…あたし、クリスマスまでなんて嫌になるから…ック離れたの…ごめん…」






突然、ギュッて苦しくなった。
まー君が、抱きしめ返してくれた。



「お前俺が好きなの?」


「…うん。」


「…俺も、超好き。」




ふっと、まー君の腕から解放されて、見上げると視線が絡まる。



そして自然と、唇が重なった。










唇が離れて、2人は照れ笑い。
2人共本当の笑顔で。