それからというものは、 私にとって苦痛以外の何者でも無かった。 でも、親友の由美だけは、私を守ってくれた。 画鋲があったらすぐ捨ててくれたし、悪口が書いてあったら自分のことのように怒って泣いてくれた。 それに、私には、 涼がいたから、 大好きな涼がいたから、 やって来れた。 しかし、 そんな生活が上手く行くはずもなく、 衝撃な 出来事が起こった。