艶が伸頼と出逢ってから1週間がたった。


キョトンとした目つきで艶を見つめる華代。


この頃の艶は少し様子がおかしい。


不意に立ち上がったかと思うと外に出て辺りを見回してはしょぼんとして戻ってくる。


『艶さん?艶さーん!!』


艶の目の前で手をパンッと叩く。


我にかえりハッとする艶。


艶の目に呆れた表情の華代が写った。