『重いよ?平気?』

「余裕だよ。そんなに力なさそうか?」

『いや。そーゆう訳じゃ。ないよ?』

そぅ言って夏輝の背中に顔を埋めた。

夏輝から甘い香りがほのかにした。

『好き。』

「きょ、今日のお前変だよ?」

『素直になっただけ…だもん。』

「俺は、愛してるょ。」

スースー。

美依が小さく寝息を立ててる。

あぁ。俺の愛の告白…聞いてなかったのかよ…恥ずかしいじゃねぇかよ///




夢の中で誰かが「愛してる」と私に言っていた。

誰なのかは…覚えてないけどね。