悠太も私に何を求めているんだろう?


『ぅん。』

私は、小さく頷いて悠太の側から離れた。


私は、『悠太』って今も昔も呼んでるけど…

悠太は私を昔のように『美依』とは呼ばなくなった。

『夏輝…帰ろ?』

「ぉう…///」

ミンナにお礼をしてマ○クを出た。

これ以上いたら…夏輝の存在より悠太の存在が大きくなってしまう。

そんな気がした。