説明が終わった。2人の説明はものすごく簡単に説明された。
 はい。大きなスクリーンの使用時間 1分。
まあ2人から説明されたのはこんな内容であった。
 まず2人は双子の兄弟。学校に来てないのは家がすごく金持ちで学校なんかに行かなくても家庭教師とか雇えばいいという父親の意見があるかららしい・・・
 しかし涼太は父親の意見に賛成できず不良になったらしい。
でもたまに学校に行く時もあるんだって(なんじゃそりゃ)

さわやか少年の正体の名前は「宗太」
あの日カラオケに来たのはこの人。さわやかに飽きて弟のキャラを奪おうとした最中だったらしくその日たまたまあたしと会って面白そうだから次の日も呼び出して付き合おうとか言ったらしい・・・。姫とか僕とか使うのは弟が不良キャラだからそれに対抗してさわやかキャラを演じる為へんな言葉を使ってたらしい。

不良少年の正体の名前は「涼太」
 自分で言うにはちょードSらしい。
涼太はキャラとか関係無しに不良。
 でも昔はいい子だったと自分でいっている。
あの父親の事があってから自分は学校に必要ないと思っている。 
 あたしに言わせればただの思い込みじゃんとか思ったけど言わないでおこう。

 そしてこの事を知っている女子はあたしただ1人。
女子は口が軽いって2人とも思ってるから、あたしが秘密をばらすと思ってるからあたしに近寄ってきたらしい。でもそれは宗太だけ。涼太はまったく知らなかったらしい。

長い説明が終わりほっとした。
「説明終わったね★では美来!帰りまーす♪」
 愛想笑いでその場を去ろうとすると ガシっと腕を掴まれ

「まだ話は終わってねぇ」
 あたしは涼太に頭が上がらないというか・・・怖い。
 
「そうだよ♪もう少しゆっくりしていきなよ♪」
  もう夜の8時過ぎてますよ?
 これからゆっくりしていったら朝になっちゃいますよ?

「あーあたしあっ塾!塾あるからさー帰るわ~続きは明日聞きます!さようなら~」
  あはは~と後ずさりしながら部屋を出た・・・。

あ・・・?家が広くて道に迷ったーーーー!
 回り見ても部屋!部屋!部屋!
ここは迷路かよっ!

迷ってるとあたしが出てきたドアから誰かが出てきた・・。
  宗太!?涼太!?
どっち!?