ドアを開けると
まっまぶしいー
 ほどのシャンデリア。
久しぶりだな とあたりを見回し桃子を見ると
 いかにも 毎日来ていて見飽きた
みたいな顔してこちらを見ていた。
 勝負する気はないけど今日だけはこいつに勝ちたい。
心の中でそう誓ったあたしは小さくガッツポーズした。


すると
 この家に代々仕えている青山(ちなみに50歳)がドアの向こうからやってきた。