「いや・・・そんな・・ねぇ?」
 後ずさりをするあたしを見て
2人はにんまり笑ってなんか話してる。
首をかしげているとあたしの手をひきこの前大きなスクリーンがあった部屋に連れ去られた(うん。ほぼ強制的に)

宗太と涼太はどんな話をしたのだろう?
気になったから強制的ではあったが話を聞く事にした。

またこの前みたいにふかふかな椅子に座ってまっていると

宗太があしたの前に立った。
「美来よく聞いてくれ。これから君と僕と涼太でゲームをする。ゲームといっても勝敗は君にかかっている。これから2人で考えたゲームの内容・ルールを発表したいと思う」
は?なに言ってるんだこの人。でもこの人性格変わりすぎっ
そう思っていると、宗太から涼太にかわってあたしの前に立った。

「おっおれは別に変な意味があってこのゲームに参加するんじゃなくてその・・おまえの気持ちが知りたいだけというか、なんというか・・」
涼太の様子もおかしい・・・。なんだこの兄弟。

このあとゲームの内容説明は涼太の担当だったらしい(多分)が緊張していて内容がいえないと判断されたのか知らないが説明は宗太がすることになった。

「ではゲームの内容を説明する。」
この言葉にちょっとドキっとしたのはあたしだけだろうか?

宗太が口をゆっくり開いて話し始めた。