次の日また理沙が俺のところにきた。


「ねえ琉心。理沙もう琉心のこと諦めるよ。そのかわり一回だけデートして?」


デート?


まあ デートくらいで諦めてくれるなら…


「わかった。いいよ。」



そういうと理沙の顔はぱあっと明るくなった。



「じっじゃあ来週の…24日にデートしよ。いいでしょ?」


「あ〜その日はムリ。他の日にしてくれる?」


24日は約束の日だもんな。


そういって俺は立ち去ろうとした。





「……どうして…っ?」