時間を確認すると20時をすぎたころだった。


「…え゙?」



いつのまに20時に??




てかまだ苺花きてね−よ??


「う〜…くしゅっ」



2月といえども夜はまだ寒い。


俺の体は完全に冷え切っていた。



…まだ時間はある。

ちょっと苺花は遅れてるだけだ。


そう自分に言い聞かせて俺はずっと公園のベンチに座っていた。