「藍が………藍が……………」

息切れしていて何言ってるかわからない。


「なんだよ、もっと落ち着いてから話せよ」

「藍が…死んだ!」


その時、オレの中で何がおこったかわからない。
オレは頭がいきなり痛くなり、吐き気がした。

明がウソを言ってるようにはみえず、かと言って信じられる内容でもない

だけど、オレはその一言を、信じてしまった。


『さよなら』


あの一言がまたぶり返す