そんな感じで、その日も普通に帰れるはずだったんだ……

でも、その日は違った、帰ろうとして鳥居の方に歩いてたら突然3人くらいの不良っぽい人たちが走ってきた。

あたしはビックリしてお兄ちゃんの手をギュッとにぎる。

「おいおい兄ちゃん、まだ帰るには早いんじゃないの~?」

不良の1人が言った。