目的地につく間、オレと藍に会話はなかった。

聞きたいことや、話したい事なんてたくさんあったけど、なんだか話せる雰囲気じゃなかった。


そして、ついに藍の足が止まった。


「ここは?」

ついた場所は、ちょっと薄暗い感じの、小さな神社だった