ちょっと恥ずかしくて、
ちょっとうれしくて、

このまま時間が止まればいいって、その時心から思っていた。

藍はあの時どんなふうに思ってたんだろう……

嫌なふうに思ってなかったかな……

それを考えるとすごく怖かった。


「ウサギかわいいね!」

でも藍の楽しそうな声を聞いた瞬間、怖かった感情なんてとんでいた。

……オレ、藍が好きだ。