結局疑問を言葉にできなかったあたしは、次の日を迎えてた。


教室の窓から外をただ見つめていた。


あたしの気持ち……

タイムリミット……


頭の中がぐるぐるしててまとまらない。




「陸?どした?」


そんなあたしの耳にもすぐ届く声


「空…おはよ」


「はよ。元気ない?」


心配そうな顔に空がなるから、無理矢理笑顔をつくった。


「そんなことないよっ」


「んー…何かあったら言えよ?」


「ありがとう」


空は優しい。


もっと好きになっちゃうよ?いいの?