嘘…
本当に一着なんだ…
紐を返しに行っている湊をチラッと見ると湊はあたしを見て口パクで
『頑張ったな!!』
と言って笑っていた
「美夜本当に凄かったよ!!よくあんなに頑張ったね!!」
「沙理加…」
おめでとう!!と言ってあたしに駆け寄ってきた
そっか…
一着になれたんだ…
よかった…
そう思ったとき、目の前が真っ暗になった気がした
「美夜!?」
「美夜!!」
「笹原!!」
色んな人の声が聞こえたような気がしたけど、
あたしの記憶はそこで途切れていた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…