「俺、愛梨に言われなかったら後悔してたかもな…」

「愛梨ちゃん?あ、あたしも愛梨ちゃんに言われて…」


「え?」



「「プッ…あははは!!」」

「やっぱり愛梨ちゃんってすごいね!!」


「そうだな。」



湊はあたしの涙を手で拭いながらニコッと笑う



「つーかお前…おばさんに嘘ついてくれたのありがたいけどさ、もうちょっとマシな嘘ねぇのかよ。」


「だって全然思い付かなかったんだもん!!いいでしょ〜!?」


「俺創太と旅行行かなきゃ行けねぇじゃねぇかよ!!

…まぁ美夜らしいけどさ。」


「でしょ?」


「でしょじゃねぇよ。全く。」



湊はあたしの頭をコツンと小突いた






「った!!もう湊!!」


「ははっ!!帰るぞ美夜!!」

「うん!!」







湊大好きだよ…




もう絶対に離れないからね?