「夜遅いけど…湊君がいるなら安心ね♪本当に体育だけは小さい頃から全くダメなのよねぇ〜。
どんくさいったらもう…」
「ちょっとお母さん!!どんくさいって何よ!!」
「あ、やっぱそうですよね!!なんつーか、どっか抜けてるんですよ。」
「ちょっと湊!!」
「湊君ったら美夜のことよくわかってるわねぇ〜♪
なんかお母さん嬉しいわ♪」
はい!?なんで嬉しいの!!
「ちょ…」
「ごちそうさまでした。カレーうまかったです。もう少ししたら近くの公園に練習しに行きますね。」
「湊君、美夜をよろしくね♪」
「お〜い…」
あたしは完璧に無視ですか?
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「美夜。」
「………」
「美〜夜〜」
「おい美…「もう何ようるさいなぁ!!」
「練習行くぞ。」
「一人で行けば?」
「…………」
湊もお母さんも勝手なんだから!!