「とりあえず…大人しく寝てろ。」
「はぁい…」
「んで、今は大人しく寝てろよ。」
「うん…ねぇ湊…」
「何?」
「…ここにいてくれる?」
わっ…あたし大胆発言?
具合が悪いと側にいてくれないと不安になるんだもん…
あたしがそう言うと湊はフッと笑った。
「当たり前だろ?いるよ。だから安心して休め。」
「湊…」
「っ…ほら、そんな顔したら我慢出来ねぇから止めろっての…」
「え?」
「なんでもない、おやすみ。」
なんか無理矢理寝かされるような形になっちゃったんだけど…
まぁいっか…
「おやすみ湊…」
あたしは頭を撫でる湊の手の感触に安心しながら再び眠りに着くのだった。