えぇ!?いきなり!?




呼ばれて後ろを向いた瞬間、湊にキスされた。









軽く触れるくらいだったのが、だんだん深くなってくる。




「美夜…」




キスの合間に聞こえる湊の低い声。




耳元で聞こえる度にビクッと身体が跳ねる。




「……っ…湊っ…」



あたしもそれに必死で答える。






唇が離れた時にはもうとっくに降り始めていた。









もう終わっちゃうんだ…早いな…







「美夜…」



ギュッとあたしの身体を抱き締める湊が







なんだか愛しくて…


「湊…」




あたしも湊の大きな背中に手を回した。