「そんなっ…なんか言ってから脱いでよね!!////」




あたしはカーテン越しに湊に文句を言う





「寒いんだよ。これで風邪引いたら美夜のせいだな!!」



「あたし!?」



「半分はお前だろ…」




「あれは…なんていうか…湊がはっきり言わないのが悪いんでしょ!?」




「だからって他にやり方なかったのかよ?ったく…性格は全く変わんねぇな…」



「わっ、悪かったね!!」





シャッ





「ほら、帰るぞ。」




「帰るぞって何よ…偉そうに…」



「………お前可愛くねぇな〜…」



なっ!!




「どうせ、あたしは可愛くないしバカですよ!!」





ふんっ!!









「いや、誰もバカなんて言ってねぇけど…」




「帰る!!」




「あ、おい!!怒ってんの?美〜夜〜?」







あたしと湊はそんな会話をひたすら続けながら帰ったのだった