言ってて自分でもビックリだよ…
顔を上げられないでいると、湊がフッと笑った。
「わかった。ごめんな?」
優しくそういう湊。
あたしは赤い顔を隠すように下を向いたまま首を振った。
「美夜も………」
「へっ?わっ……」
上を向いた瞬間、湊はあたしの身体を抱き締めた。
「湊!?////」
そして湊はあたしの髪に指を絡めながら、
「お前に触れていいのは俺だけ♪」
「み、湊…///」
言われるのってこんなに恥ずかしいものなの!?
湊はニコニコしてるし…
「わかった?」
「う…うん…わかった…///」
「はは、顔赤♪」
うっ…
「ほっといて…////」
「ははは、じゃ、暗くなってきたし最後に観覧車行くか!!」
「あ、うん!!行く!!行きたい!!」
「よし♪じゃ、行くぞ!!」
「うん!!」
あたしは湊の手をとり、観覧車に向かった。