‡美夜side‡
目の前にそびえ立つ恐ろしい建物…
雰囲気がすでに無理…
もうやだ…
「じゃあうちら入ってくるから少し経ったら来てね〜♪」
北沢さんと章吾君が中に突入…
次があたしたちだと考えると恐ろしいよ……
「美夜?お前大丈夫かよ?」
「だい、だいじょっ…大丈…」
「…夫じゃねぇな。入んのやめようぜ。」
えっ…
「でも…」
「いいって!!あいつらはあいつらで楽しんでんだから俺らも楽しもう♪」
「湊はいいの…?入んなくて…」
あたしに遠慮しないで入ってもいいのに…
「俺はいいんだよ!!お前置いてなんて入りたくねぇ。」
「そっか…」
湊ありがとうね…