「美夜、俺も楽しいから。」
「本当に?」
バカだな…
楽しくないわけないだろ?
「あぁ。けど、お前の体調が大事だからもう少し落ち着け。」
「…迷惑かけてごめんなさい…」
しょんぼりする美夜。
ったくかわいいなおい…
俺は美夜の頭にそっと手をのせた。
「バカ。そんなに落ち込むな。体調戻ったら遊ぶぞ!!」
「うんっ」
「それと、今みたいなことは俺以外に絶対言うなよ?」
「今みたいなことって…?」
「あ〜…だから…いいや…」
「えぇ〜!?」
「じゃ、飲み物買ってきてやるから待ってろよ。動くんじゃねぇぞ!!」
「う〜…わかった!!」
俺は飲み物を買いに自販機まで走った。