「あっ!!あら、ごめんなさい!!泣かせるつもりじゃなかったのよ!?」



「あ、いえ…大丈夫です…素敵なお話でした。」





あたしがそう言うと店員さんは優しく微笑んだ




「そこからきてるの、この香水の名前。

“promessa”

イタリア語で………













────────約束。」












「約束…?」







「えぇ。だからあなたも大切な人と何か約束をしているなら、その香水を渡してあげると良いわ♪

何故かわからないけど…あなたにはその香水、とても似合ってるから…」