‡美夜side‡



教室に着くと沙理加と創太が冷やかしてきた


「よっ!!新カップル〜!!」
「うらやましい〜!!」



「お前らうるせぇよ!!お前らに言われたくねぇ!!」



「美夜本当によかったね!!湊君に泣かされたらまた言って♪」



「泣かせ…「うん!!ありがとう沙理加〜!!」



「おい…」





そこへ北沢さんがやってきた



「あの…美夜ちゃん、ちょっと…」



「え?」



「話したいことがあるの。」



なんだろう…



あたしは少し不安になった



「美夜。」



「湊…」



「大丈夫。俺も行く。」




湊はニコッと笑って言った





そうだよね…



今は一人じゃないんだから、もう怖がることないもんね?




「わかった。」






あたしは北沢さんの話を聞くために北沢さんの後についていった