「なんで…!?なんでアタシがッッ!!!」

頭が混乱していて、何を喋っているかも分からない。

「ごめんね。許してね…。」


お母さんが泣きながら言った。
それにつられてアタシの目からも涙がこぼれる。


「でも、きっと迎えに行くから大丈夫だ!」


と、お父さんが言ってくれた。

「本当?」

不安げに尋ねるアタシに対してお父さんは力強く言った。

「そう。必ずだ!」

「わかった……。」