1週間後私は簡単な面接を受けていた。


人に聞かれていいような内容ではないので居酒屋の個室で話をした。


社長さんは20代後半くらいのスーツ姿の西谷さんという人だった。


何店舗も風俗店を経営しているらしく、夜のかおりがする人だ。


西谷さんは会って5分後には私にこうつげた。


『かわいいし、性格よさそうだから客つくわ。大学生だしね。』


はぁと返事も忘れてぽかんとしている私にさらに告げる。


『店の写真撮影するからまた都合のいい日教えてね。』



たかが30分の間に風俗への道はひらけた。