込み上げる嬉しい気持ちを、ただ机を見つめる形でいた。



おかえり。


何してたの?


席替えなくなったんだよ?




こんな自然な会話できたらな。



「…トン。」


私は小さく床を蹴った。

早川君の真似。


午後の太陽は眩しくて顔が熱い。