何時か、忘れられるのかな。
壊れるくらい人を好きになっても、その感情は刹那のもので、ただの幾つも経験した一つの場として心に残る。
そうであって欲しいな。
狂おしいくらいに君を思うことは、決して無駄ではないよ。
けれど、きっとプラスにはならないんだ。このままじゃ、だめなんだ。

思うだけの苦しさは君にはわからないかもしれないけど、胸がつかえて、息もできなくなるくらいに苦しいんだよ。

何時か、忘れられる。
そう信じて、眠る。
僕は、眠るよ。