会うのは最後といった。

けれども別れたとは言っていない。


―次の日―

「光輝ぃー」

語尾にハートマークをつけてやってくるのは、

隣のクラスの【大原 千夏】(オオハラチナツ)。



小柄で顔も可愛い。

だけど。。多重人格、わがまま、自分勝手。

の、全てが合わさってるため、千夏の

必殺技で軽い男子は騙されてしまう。



そんな千夏は男女と共に嫌われてる。

狙った男子にはストーカー行為するからね。


「光輝ぃー、プロフ書いてぇー」

うちのクラスの人達は初めて見る千夏に

目を丸くして苦笑いしてる。


もちろん私も見てるだけ。


私の友達の詩織ちゃんは光輝をかばってる。


「やめなよー」

私の学校は違う教室に入るのは禁止。。


だから私も欠かさず言う。

「入っちゃダメだよー」


そんな私を見ると周りの女子達もつられて注意していた。


千夏は私達を強くにらみ、廊下へ出た。




そんな日が毎日続いた。

でも光輝ははっきり「やめろ」って言わない。


情けないなって思い腹がたってきた。


「光輝ー!!どうしてはっきり『やめて』っていえないの?!

千夏が好きなの?!」


そういうと丁度良くチャイムがなった。


めっちゃ腹たつわ。。。

大吾を好きになってればよかったなぁ。