私の人生に大吾だけでもいいくらい。
それほど好きなのに。

言葉では『諦める』何て言うけど行動に表すまでが
実は凄く大変。



『分からない。』


≪光輝≫
『じゃ、考えといて。出来れば直接がいい!』

えぇぇぇ!!!無理無理無理!

『光輝だって直で告ってないじゃん(笑)』


≪光輝≫
『じゃぁ今から電話で告る!』


。。。確信するまで時間がかかった。

やっと確信したなと思ったときだった。


~♪~♪~♪~♪~

電話の着信が流れた。

「はい!!」

やべっっ思いっきり出ちゃった。。

『ぁ。。俺だけど。』

「。。うん」

『考えてくれた?!』

そんな早く考えられないでしょ。。笑


「ううん。」

『じゃ今答えて!どっちでもいいから。』

「分からない」

『。。。じゃ後でメールする。じゃぁ!』



―ツーツーツーツー―

そっけない通話だなぁ。。

久しぶりにこうやって男子と電話して少し落ち着く感じがした。


大吾が梨佳と幸せになれるなら私はもっともっと幸せになる!



。。。そして私は梨佳を応援し、大吾を諦めるため、

光輝と付き合いました。



人はどうして自分の間違った道を、間違った答えを
気づけないんだろう。

気づいたら苦労しないけどね。。