【里佳】



何だココ…。



城?



着いた別荘はカナリの大きさ…。



「デカッ!!」



隣に立ってた女子高生…。



あんたも庶民ね?



「オバサン邪魔。」



オバ…。



あぅ!!



言われると覚悟してたものの…。



「あたしオバサンじゃないし。あんたこそ貧乳のクソガキじゃん。」

「肌はあんたよりキレイだし!!」

「肌キレイでもくびれてない~。」



あぁムカつく。



負けちゃダメだ!!



「荷物貸して。」

「ありがとう響~!!」



わざとデカイ声で言ってやった。



悔しそうな顔~!!



「響、後で冬休みの宿題教えてね!!」



宿題!?



卑怯だ!!



「あたしが教えてあげる。」

「オバサンにわかるわけないじゃん。バカっぽいし。」



そういえばこのギャルも響と同じ学校…。



バカそうに見えるのに~…。