隣に座ろうとしたらグッと腕を引かれて響の上に座らせられた。



「ビールこぼれた!!」

「どこ?」

「手…。」



手手手手手…。



舐められた…。



「里佳チャン店の匂いする~。」

「疲れたよ…。もう立ちっぱなしで腰痛い!!」

「それは困る。」

「なんで!?」

「出来なかったら俺が腐る~。」



ちょっと響~!!



あたしもう殴られたくないよ!?



ギャルの目が怖いんだって!!



「イイねミニ。」

「めくんな!!」

「このままここで食わして?」

「ばっかじゃないの!?」



来るんじゃなかった~…。



ってかここに来るとろくな事ナイ…。



「里佳チャン、響って酔うとキス魔になるから気をつけてね~。」

「キス魔!?」



ニヤッと笑った響…。



押さえられた頭…。



「チュウで天国行ってみたくない?」

「みたくない!!ちょっ…。」



熱っ…。