ん!?



「赤ちゃん!?」

「静かに!!パパに聞こえる!!」

「は!?何で黙ってんだよ…。」

「だって哲平にも言えてナイんだもん…。」

「まず最初にてっ君だろ!!何で会わねぇの?」

「だって今哲平も忙しいし…。それに結婚しないって言われたら由優…死んじゃう!!」

「てっ君がそんな無責任な男なわけねぇだろ~…。同棲までしてんだから…。」

「責任で結婚するなんて由優はイヤだよ…。」



そう言う意味じゃねぇんだけど…。



ってか泣くなよ~…。



「今から呼ぶからてっ君に言え…。」

「言えない!!怖い…。」

「逃げんな。黙ってて解決する問題じゃねぇだろ。それに、子供は二人の問題。」



由優が止めるのを振り切っててっ君を呼んだ。



しばらくしてスーツのまま現れたてっ君。



めちゃくちゃ不安そうな顔してんじゃん…。



「由優!!ちゃんと言え!!」

「バカ響~…。哲平、あのね…赤ちゃん…出来た…。」



親父もてっ君もビックリ。