でもそう簡単に俺の仕事は調節出来ない。



次の日は朝早くから仕事に行った。



「ボブと海斗さんが朝まで飲んでた～…。」

「あの人達気合いそうだな…。」

「今日帰るんだとさ。」

「そっか～。今度は俺達が会いに行こうな!!」



仕事してても里佳チャンが気になる…。



暗い顔して働いてんじゃねぇかな…。



「なぁ陸、綾乃チャンって寂しがったりする？」

「するよ。俺は不規則で綾乃が規則正しい生活じゃん？だから申し訳なく思うよね。」

「だよな…。最近忙しいし…。」

「うん。それに昨日はボブも父親も来ちゃったじゃん？最近構ってなかっただけにめちゃくちゃ不機嫌だった。」



陸斗も同じだったみたいだ。



やっぱり俺が悪いよな…。



でもこればかりは我慢してもらわなきゃならない。



俺が決めた事であって、唯一輝ける場所を里佳チャンで潰すわけには行かないんだ。