てっ君とケンカしたらしい由優は1晩泊めろと…。



「リズん家行けよ。ここに家出したってすぐバレんだろ…。」

「バレるから来たんじゃん!!哲平が血相変えて由優を探しまくる姿が見たい…。」

「何があったんだよ…。」

「うっさい!!」



意味がわからねぇ…。



里佳チャンが帰るまでほっとこ。



再度曲作りに励んでから夜メシを適当に食った。



「ただいま~。」

「何!?今日早番!?」

「うん。ってか誰か来てるの?」

「由優が家出してきたってよ…。」



前の里佳チャンの部屋にこもりっぱなしの由優は一向に出て来る気配はナイ。



里佳チャンがノックしてから部屋に入ってった。



俺はヒマ…。



仕方なく風呂にお湯を溜めた。



しばらくしてから出て来た里佳チャン。



「由優は?」

「ん~…。お風呂入ろうか。」



何!?



由優は!?