響のテレビ見てない…。



「今日どうだった?」

「まぁあんなもんなんじゃね?って感じ?見なくてイイからな?」

「見るもん…。」

「イイっつーの…。それより里佳チャンは平気だった?トラブルとかなかったよな?」

「今日はね。でも忙しくて休憩も取れなかったよ…。新人二人はビビりまくりだしさ…。明日は初めからどっかのスタッフ引っ張ろうかな…。」

「よくわかんねぇけど…。大変そうだな…。」



お風呂で抱きしめてもらったら眠ってしまいそうなくらい安心…。



かなり落ち着く…。



「ヤバッ…。このまま寝ちゃうよ…。出よ?」

「俺もかなりキテる…。」



響も初めての仕事で疲れたよね…。



髪も中途半端に乾かして二人で布団に入った。



「あっ!!明日里佳チャン新聞の一面らしいから…。」

「ウッソ…。」

「ついでに週刊誌も。店に誰か記者系の奴来たら事務所に電話かけて。」

「どうなるの!?」

「里佳チャン守ってくれっから。」



守ってくれる?