登来君が作ったご飯は美味しかった。



和食うまい…。



「1ヶ月イタリアって聞いたから和食にした。気きくっしょ?」

「うん、超お腹いっぱい!!」

「惚れた?」

「全く。響、歯磨きして寝よ!!」



抱きしめられて寝るんだぁ~!!



その笑顔久しぶり…。



「あっ、そう言えば誕生日プレゼント買ってたの。はい!!」

「おぉぉぉ!!これって俺が好きなブランド!?まさか本店で!?」

「うん。由優チャンが来た時にアドバイスもらって買った!!本店でしか買えないやつみたいだよ?」

「ピッタリだし~!!マジ嬉しい…。超かっけぇ~!!」



あたしなんか着物もらったんだよ?



指輪くらいでそんなに喜ばれてもお返しした気分にはならないな…。



「毎日付ける!!」

「うん…。」

「行けなくてごめんな?」

「気にしてたの?仕事なんだから仕方ないよ。それよりドラマは?」

「まぁ…ね…。それなりに…。」



その顔…。



言葉も急に濁り過ぎだよ響…。