取り合えず荷物を自分の部屋に運んだ。



「あの、登来君?何でいるの?」

「家追い出されちゃったからさ~…。俺響の親友。紅茶飲む?」

「あ、うん…。」



何で紅茶?



ってか何でいるの?



家追い出されたってまさかの居候?



「あたし疲れてるから寝るね?」

「はいは~い。」



話しは響が帰って来てからだ。



久しぶりに響の部屋に入ってベッドにもぐりこんだ。



響の匂いだぁ~…。



早く帰って来てよ響…。



響の匂いに包まれて眠りについた。



暖かい…。



「なぁにやってんだよ登来~!!」



響!?



この温かさは!?



「ぎゃぁぁぁぁあ!!」

「うるさいなぁ~…。あ、お帰り響。」



だだだだだ…。



抱きしめられて寝てた…。



「お前ふざけんなよ!!里佳チャンには触んなって言ってんだろ!!」

「だってカワイイんだも~ん。」

「追い出す。」



登来君危険!!